一般財団法人 京都園芸倶楽部とは


一般財団法人 京都園芸倶楽部(以下、京都園芸倶楽部)は、1924(大正13)年の大典記念京都植物園(現 京都府立植物園)の開園に先立ち、1923(大正12)年7月に、園芸専門家である勧修寺経雄氏、京都市技師の浦川卯之助氏、京都植物園技師の寺崎良策氏が発起人となり、「園芸同好者の親睦により園芸の普及進歩を図る」ことを目的として発足しました。

 

発足後には、現在の会誌にあたる『京都園藝』(1924年創刊、創刊時は年 4 回)を発行、その後も『京都園藝時報』(1929年創刊、月刊)や『京都園藝倶楽部叢書』(1932年創刊、年刊)といった出版物を発行し、園芸文化の普及と啓発に尽力してまいりました。

 

加えて、発足時から、会員の知識・技術向上のための例会や、その他に研究会、講習会、品評会、展覧会なども開き、1924(大正13)年10月にはわが国初の市民農園を開設しました。市民農園は、1952(昭和27)年の農地法改正によって、農地制度的に存続できなくなってしまいましたが、例会は現在まで途切れることなく開催しております。

 

このように創立から90年以上の長い歴史を持ち、時代とともに求められる役割と使命を果たしてきました。現在は、自然、特に植物や園芸を愛好し、植物や園芸についての知識を深めつつ、植物や園芸に関する活動を普及していくことを倶楽部の使命としています。

 

現在の主な活動内容については次項に記載しております。また、会員は、専門知識を有した大学教授から、花き、野菜、果樹のすばらしい栽培技能を持った専門家に、植物をこよなく愛する一般園芸愛好家と幅広いことから、普段はなかなか会う機会がない植物・園芸の専門家や技術者と一般愛好家が、ある特定の植物や領域にとらわれることなく、例会や行事を通して情報交換や交流ができる数少ない団体でもあります。

 

 

 


活動内容


1.毎月1回の例会の開催

  • 創立以来これまでに1,000回以上の例会を開催し、毎月、講演会の他、自然観察会や庭園見学会を実施しています。
  • 講演会では、毎回講師を招聘して、国内や海外の植物・園芸に関する総説や紀行談、季節の園芸作業等、植物や園芸に関するテーマを取り上げて実施しています。
  • 自然観察会と庭園見学会は、バス移動による日帰りもしくは一泊旅行で実施し、一般のツアーでは行かない(行けない)名所や、一般には非公開にされている施設の見学も実施しています。

  →これまでの例会や開催予定については例会のご案内をご覧ください。

 

 

2.「つばき展」の開催

  • 京都府立植物園との共催で毎年春のお彼岸の頃に「つばき展」を開催し、京の銘椿、茶花、盛花、その他の珍しいツバキ科の植物等を、毎回趣向を凝らして展示しています。
  • また、京都園芸倶楽部の3月の例会にも充てられますが、つばき展期間中に併催で、ツバキに関する講演会や講習会も開催しています。

 

3.会報・会誌の発行

  • 京都園芸倶楽部の会報として「園芸春秋」を年10回(7月と12月を除く)発行しています。植物の種々の話題や、例会の開催告知と実施報告等を掲載しています。
  • また数年おきで不定期ではありますが、会誌として「京都園芸」を発行しています。会員の方から植物に関する総説・研究・紀行文等を募って上梓しています。
  • 植物や園芸に関する過去の良書を「復刻」する事業にも取り組むよう努力しています。

 

4.植物園芸相談の実施

  • 京都府立植物園の事業である「植物園芸相談」に協力して、毎週日曜日に植物園会館2階の園芸サロンで実施しています。植物の同定や園芸・栽培に関するアドバイス等を行っています。

  →実施日等については植物園芸相談のご案内をご覧ください。

 

 

5.その他

  • 京都市内の小学校の校内活動や校区の地域活動に対する支援として、学校内の樹木の同定とプレート作成の助言、校区内の自然観察会の講師派遣等も行っています。
  • 当倶楽部のブログとFacebookページを開設し、ブログでは今後開催予定の例会の案内や京都府立植物園のイベント案内の他、植物や園芸に関する情報を発信しています。Facebookページでは京都府立植物園や主に京都市内の寺社に植えられている四季折々の植物の写真をほぼ毎日掲載し、加えて園芸や植物に関する情報も発信しています。